2011年 場         所 天  気
09月07・08日(水・木) 常 念 岳 2857m
常念乗越から槍ヶ岳。北穂高岳をのぞむ
7日
03:20→関越道・練馬IC/上信越道/長野道・豊科IC06:27→(495号線)→06:55一の沢P
一の沢P07:10→07:20登山口→08:13大滝ベンチ→08:40烏帽子沢→09:07笠原沢→10:10最後の水場→11:00常念乗越(ランチ・休憩)12:05→13:20常念岳(休憩)14:15→15:10常念乗越→常念小屋(泊))

8日

07:05常念小屋→07:45最後の水場→08:40笠原沢→09:05烏帽子沢09:15→(デジカメ探し)→11:15山ノ神(ランチ)12:00→12:10登山口→12:20一の沢P
一の沢P→穂高町温泉健康館→Vif穂高「味彩館」→長野道・豊科IC/中央道・高井戸IC/一般道→


夏の間に「どこか大きいお山に行きたいなぁ」っと思っていましたが、
お盆を過ぎてからは晴マークが続かず、9月に入ってしまいました。
やたら速度の遅い台風が過ぎて晴マークが点いたので、去年、蝶ヶ岳に行ったときに
すぐ隣にあって、上から見ても、下から見ても威風堂々とした姿が気に入って、常念岳に行ってきました。
やはり標高差1600mのお山は十分に登り甲斐がありましたが(笑)、二度とないような晴天の中で、
絶景にも励まされながら登ってきました。

今回のコース



3時過ぎに家を出てライトを点けて走ります   豊科ICで下りて 06:27
更埴JCTを北陸道方面へ     495号線で一の沢を目指します

一の沢Pに到着 06:55
Pの300mくらい先の駐車スペースに停めました



  登山計画書を出して
支度をして、舗装路を歩いて登山口へ 07:10
登山口到着。正面の建物はトイレです  
  平日のせいか人はいませんでした



立派な標識の前から出発 07:20
常念小屋(乗越)まで5.7キロ、標高差1200m     「山ノ神」通過
  緩い道が続き、沢が出てくると急になってきます

  烏帽子沢。ここが乗越との中間くらいです 08:40
大滝ベンチ通過 08:13
ここの標識は分かり易いです。◎  
  沢を渡って、すぐに急階段を登ります。

上のお山が見えてきました♪
お花もきれいに咲いて     笠原沢。また、沢を渡って
  「笠原沢」通過 09:07

「胸突八丁」にかかります
序々にに急な登りになってきますが
お花に癒されます

何を見てるの〜?  
  沢から離れて急登になります

遠くに見えるのは南アルプスの峰々か?
     登山道が崩落してる所を通過
  登山道が崩落してる所を通過

  「最後の水場」。乗越まであと1キロ 10:10
陽に映えるトリカブト
陽に映えるシシウドもキレイ  
  teel隊も水を補給します

常念が見え出しましたが、キツイです
あと少しがキツイです     ベンチで一休み
  ここまでゆっくり歩いて休憩なしできましたが、ここで5分休憩です。

  やっと出ました〜♪
頑張って登っていくと稜線が見えてきました
おぉ〜、常念だ〜〜!!  
  乗越に着きました〜




    常念乗越 2460m 11:00
常念乗越から槍をバックに

山頂は写真にあるピークの少し先。乗越が標高2460mなので、あと400m登ります
赤い屋根の「常念小屋」。その奥に槍ヶ岳

ガスも雲も何もないので、岩肌までクッキリ見えるので大迫力です♪
槍ヶ岳の下の槍沢ロッジや手前のヒュッテ西岳も見えてます


こんな景色を眺めながら小屋の前のベンチでランチ 
パピー君も久しぶりに登場   トーストサンドとコーヒーでランチです


乗越に着いたら、あまりの眺めなので山頂に着いたような気分です。(笑)
今回は殆ど休憩なしでゆっくり歩いてきました。お花も比較的少なかったので3時間40分で着きました。
こんな高いところで雲ひとつ見えない天気は初めてです。これからもこれ以上はないカモです。


槍の左は南岳ではなくて中岳です。



  正面に見えるのはニセピーク
ゆっくり休んで山頂に向かいます 12:05
小屋の後は横通山  
  歩き難い岩屑の中を登ります

1200m登った後の400mはさすがにキツイです
ここが下から見えたニセピーク。山頂は少し顔を覗かせているところ     三股、前常念との分岐です
  去年泊まった燕山荘も見えました




     常 念 岳 2460m 13:20
常念岳山頂

山頂からは360度。正面に槍右奥には三俣蓮華、鷲羽岳・・・・
涸沢を囲むように北穂、奥穂、前穂が。左下には梓川

手前に燕岳、北燕。その奥は針の木岳
立山、剣も威風堂々

左は去年登った蝶ヶ岳も。奥には乗鞍、御岳山
去年は蝶槍まで行きました

360度まる見えなので、富士山、南アルプスも見えましたが、逆光でシルエット状態です。
乗越から山頂まで力を振り絞って1時間15分かかりました。この時間がない分、蝶ヶ岳の方が楽だったカモ
比較的広い山頂で至福のひと時が過ごせました。今日のお天気に感謝、感謝です。


ワイドすぎて写真が小さくなっちゃいました



  ニセピークを通り過ぎて
大満足で下ります 14:15
大満足で下ります  
  岩屑で登りより下り辛いです

やっと下まで降りてきました〜、膝ガクガク(笑)
やっと下まで降りてきました〜、膝ガクガク(笑)




常念小屋
常念小屋


テラスで今登ってきた常念を見ながらマッタリ   お部屋は6人部屋に4人でした
おむすびみたいなお山ですね   部屋の窓からも槍ヶ岳が見えます

夕食で〜す
平日ですが、夕食は2回戦です。   厚めの焼豚が3枚です。

常念は人気のお山のようで、平日にもかかわらず夕食は2回戦です。
百名山目当ての人が多いようで、同室の大田原のご夫婦も74山目だそうです。
ここは水が豊富のようで、宿泊者にはいつでも暖かいお茶や水が用意されています。
歯磨きもOK。食事はご飯と味噌汁以外は温かいものありません。△


おやすみなさ〜い







8日朝〜。いつの間に雲が出たのか、一面の雲で、太陽は見えませんでした。05:07
右のほうの浅間の上から朝陽がでるはずでしたが・・・・

から7分後。手前の山並みがシルエットになって見えてきました 05:14
↑から7分後。手前の山並みがシルエットになって見えてきました



昨日とは打って変って空一面の曇なので、朝陽が当たる山肌は見られませんでした。
もう一回頑張って山頂まで行っても昨日ほどの眺望は無理なので、ゆっくり歩いて下りることにしました。

常念岳や槍ヶ岳ともお別れ
常念岳や槍ヶ岳ともお別れ     小屋の前のホシガラス
  お別れです



  ゆっくりお花を愛でながら・・・
一の沢に下ります 07:05
下りだしたら青空が見えてきました(爆)  
  ゆっくりお花を愛でながら・・・

烏帽子沢まできました 09:05
こkが大体の中間地点になります。10分ほど休憩しました



このあと、烏帽子沢から下って大滝ベンチの少し手前でデジカメを落としたことに気がつきました。ガガーン!!
すぐにザックを置いて烏帽子沢まで登り返して探しましたが見つかりませんでした。
こんな二度とないようなお天気のときの山行きの写真が無くなったと思ったらガックリきました。
なので、↓↓のランチのときもションボリでした(笑)



沢歩きも終わって「山の神」でランチにしました 11:15〜12:00
登山口の一の沢まであと0.5キロです   teel隊としては、珍しくスープヌードルです


一の沢登山口に到着 12:10
ガックリきてます(笑)

Pに到着 12:20
おつかれさまでした
おつかれさまでした



まずは北アルプス牧場でソフト 〆の温泉は穂高町温泉健康館
登ってきた常念をバックに     しゃくなげ荘の隣にあって400円で入れます



温泉に入った後、一応、小屋に電話を入れて、デジカメが届いていないか聞いたら
届いてますヨ〜」の一言。あぁ〜ヨカッター!!
取りにも行けないので、ついでの時に送っていただくことにしました。

Vif穂高の直売で野菜を買い込んで Vif穂高の近くのポー・クワパに寄って
いっぱい買い込んでます(笑)     シフォンケーキをお持ち帰り

Vif穂高の中の味彩館で早夕を食べて豊科ICから帰りました
信州サーモンミニ丼と豆腐ハンバーグの「おひさま御膳」。1000円   鶏の山賊焼tp信州サーモンのついた「味彩定食」。850円



13日にデジカメが常念小屋から無事届きました。
デジカメが無事届きました。
拾って届けて下さった方、送ってくださる小屋の方、本当にありがとうございました






今回は、こんな二度とないようなお天気に恵まれたのも初めて。1700m近くの標高差を一日で登ったのも初めて
ご来光が見られなかったのも初めて。デジカメを落としてレポがこんなに遅れたのも初めて・・・・(笑)
初めてづくしのお山行きでした。とりわけお天気はある種の特異日のような感じで、
山頂から見えるお山の上には何処にも雲がありませんでしたから、どこのお山に登っても
素晴らしい眺望にめぐり合えたのだと思います。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

おしまい