2014年 場         所 天  気
10月01日(水)・02日(木) 赤 岳2899m、阿弥陀岳2805m(八ヶ岳)
阿弥陀岳山頂から赤岳を望む
1日目
02:45→中央道・調布IC/小淵沢IC05:06→鉢巻道路→美濃戸口→05:45美濃戸やまのこ村P

やまのこ村P06:00→06:10北沢・南沢分岐→08:25行者小屋08:45→08:55阿弥陀岳分岐→(文三郎尾根)→09:55中岳分岐→10:30赤岳(ランチ)12;40→13:00赤岳天望荘(泊)


2日目
赤岳天望荘06:15→06:50赤岳07:10→07:40文三郎尾根分岐→08:05中岳08:10→08:20中岳のコル08;25→08:55阿弥陀岳09:10→09:40中岳のコル09:45→10:30赤岳分岐→10:40行者小屋(ランチ)11:20→13:10やまのこ村P

やまのこ村P→美濃戸口→樅の湯→たてしな自由農園→中央道・大月IC/高井戸IC→


今年は小屋泊まりの山行きはなかったので、一度は行っておこうかということで、
八ヶ岳の中でも未踏の赤岳と阿弥陀岳に登ってきました。
もう大分、日が詰まってきているので、朝?早く家を出て美濃戸口まで行って、
僕の車は普通のセダンなので心配でしたが、悪路を恐るおそる走って
美濃戸までなんとか入れました。

今回のコース
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やまのこ村Pのマップコード218 534 407



美濃戸のやまのこ村Pに到着 05:45
先着車は5台。Pは割引券を使って2日1500円です



支度をして出発。空はドンヨリ 06:00   登山口出発。南沢コースです 06:10
途中で、登山届を出して     沢沿いに歩いていきます。

ガスが出ていて、紅葉も良い感じ♪
ナナカマドもきれいに色付いて・・・     いい加減飽きてきた頃、河原に出て
  ヘリポートの脇を通っていきます

  やっと小屋が見えてきて

   行者小屋 08:25
小屋の周りの紅葉は今が盛りのよう
美濃戸から行者小屋まではほぼ沢に沿って緩やかな登りで、ただひたすら歩く感じですが、
今日は体が重くて、コースタイム130分のところが2時間半近くかかりました。
山頂まで行き着くか不安になりました。
おまけに、赤岳から下ってきた人と話すと山頂はガス、雨だったそう
テンション下ります!



ゆっくり休んで、登りはじめます 08:45   紅葉の中を高度を上げて行きます
10分ほど歩くと阿弥陀岳との分岐。文三郎尾根へ 08:55     分岐から15分くらい登ると階段が出てきて

次々に長い階段が出てきます
体調不良で遅れ気味。周りの紅葉に励まされながら登ります     右にピラミッドのような中岳が見えてきて
  このあたりの階段はマムートマークが。階段のスポンサーなのかな?



マムート階段を登ると尾根に出て 09:55   いよいよ赤岳直下の登りにかかります
分岐。右に行くと阿弥陀、左行くと赤岳     だんだん晴れてきて、周りの岩稜も見えてきましたヨ♪

キレットとの分岐を過ぎて、さらに険しくなって
クサリを頼りに這うように登ります     竜頭峰分岐を通り
  最後のハシゴを登ると・・・・




       赤 岳 2899m 10:30
赤岳山頂

山頂は360度見渡せますが、晴れていてもガスはとれないので、横岳しか見えません。下には赤岳展望荘
北峰からの赤岳山頂。左の赤い建物が赤岳頂上山荘

文三郎尾根を登りきったら晴れてきました。雨を覚悟していたのでガスはとれなくてもご機嫌♪
直下のイワイワ登りは大変でしたが、イワが滑らないのとクサリがしっかりしているので恐怖感はありませんでした。
でも、明日、これを下るのはチト不安です。

山頂の祠
阿弥陀岳もガスの中。手前の中岳までは見えました     北峰で山頂ランチ♪
  家で焼いてきたパンケーキ&チーズ、魚肉ソーセージ+フルーツ

早く着いて、小屋に下ってもすることがないので、北峰の頂上山荘の横で早ランチしながらのんびりしていましたが、
地蔵尾根(天望荘)方面から登ってくる人たちが一様に肩で息をしながら「着いた〜!!」って顔をするのが印象的でした。
厳しい登りなんだろうなぁ




天望荘へ下ります 12:40   半分くらい下りました。横岳がだんだん近づいてきます
厳しい下りです。山頂に着いた人が一様に息を切らせていたのが判りました(笑)     急ですがイワが滑らないので怖くはありません




赤岳天望荘 13:00
鞍部で風の通り道なのか、小型の風力発電のプロペラがあります

受付。奥が食堂です   食事は朝も夕もバイキング
2段で寝袋10枚に6人でした   食堂はイスと畳が半々になっています

小さい小屋ですが、お風呂があって汗が流せるのが嬉しいです。さっぱりしました♪
おまけにレギュラーコーヒー、お茶がいつでもOKで食事もバイキング。
こんな小屋初めてです。これで1泊夕食で8000円は◎ですネ






2日目

朝食は持ってきたパンケーキで 05:00
このコ−ヒーも無料です



ご来光。05:40


富士山も上が白くなってクッキリ
みんな小屋の前に出て

横岳〜硫黄岳〜峰ノ松目。奥に蓼科山
今日登る、中岳、阿弥陀岳



赤岳に向けて出発 06:15   這うようなイワイワの急登です
振り返ると横岳から硫黄岳が朝日が当たってキレイ     阿弥陀岳の上に噴煙が上がる御嶽山が見えました。




  赤 岳 06:50
赤岳山頂
今日は2回目なので山頂はスルーしました

キレットから続く、左から三ツ頭、権現岳、編笠山、西岳奥には南アルプス
手前が硫黄岳、その奥に天狗岳。左奥に白くなった蓼科山

きのうはガスが邪魔をして横岳くらいしか見えませんでしたが、今日は八ヶ岳が全部見えました。
これが見られただけで大満足です。さすが主峰赤岳ですねぇ




赤岳を下って阿弥陀岳に向います
まずはハシゴを下って・・・ 07:10
  イワの間をすり抜けるように下りて
上から見ると高度感ありますねぇ     キレットとの分岐まで下り

キレット分岐から少し下ると文三郎尾根との分岐。中岳へ
この景色は何度見ても惚れ惚れします。コレゾ八ヶ岳     下って中岳の鞍部に着いて 07:40
  ここも結構急登です




  中 岳 08:05
阿弥陀岳をバックに中岳山頂

中央に横綱・権現岳、左は太刀持ち・三ツ頭、右に露払い・編笠山
モロ逆光ですが、赤岳




眺めを楽しんで下ります 08:10   中岳のコルに到着 08:20
正面に阿弥陀岳がドドーン。ハシゴも見えて大変そう!!     ここから阿弥陀岳に上がりますが、また戻ってくるのでザックをデポして空身に

いよいよ長いハシゴにかかります
慎重にハシゴを終えて     這い登るのも大分慣れてきた頃(笑)
  標識が目に入ってきて




     阿弥陀岳2805m 08:55
阿弥陀岳山頂

阿弥陀様は赤岳に背を向けて(笑)
南八つ権現、編笠、三ツ頭の揃踏み。何度見ても良いですねぇ。良いお天気に感謝です

阿弥陀岳は急登を終えて山頂に着くと山頂が広〜いのにまず、オドロキ。
これで八ヶ岳は北から南まで一応、主なお山は登ることができました。八ヶ岳は色々なルートがあって、
まだまだ奥が深いので、新しいコースにも挑戦してみたいです





急登の後は急下り 09:10   慎重にハシゴを下って
阿弥陀から赤岳までのほぼ一直線の稜線も美しいです     中岳のコルに戻ってきました 10:00

デポしたザックを背負って行者小屋に下ります
森林限界の稜線から樹林帯に下ると盛りの紅葉がお出迎えです♪     文三郎尾根との分岐を過ぎると 10:30
  行者小屋に着きました



   行者小屋 10;40
昨日は全く見えなかった赤岳も良く見えて、周りの紅葉もきれいでした
早いですが、ここでカップ麺とアンパンでランチにしました暖めたアンパンは美味しい♪
きのう、ここに着いたときは体調も絶不調、お天気は曇ってガスガスでしたが、
今日は充分寝たので体は絶好調。お天気はご覧のとおり




美濃戸への長〜い下りに出発 11:10   樹林帯の苔生した道をひたすら下り
河原沿いのヘリポートの脇を通って     途中、オブジェのような木がありました

登山口の北沢・南沢分岐に到着 
車道をテクテク歩いて     やまのこ村に戻ってきました 13:10
  車を停めた「やまのこ村」に着きました

おつかれさまでした
今日は2万2千3百歩でした



〆の温泉は、原村の「樅の湯   談合坂SAで夕食を食べて帰りました
樅の湯     「さぼてん」のロースカツを食べて帰りました






今回は、最初は曇ってガスも出ていたので、またこの前の硫黄岳・横岳の二の舞かと思いましたが、
文三郎尾根を出たあたりから青空になって、今日の2日目も朝から快晴♪
下の紅葉も丁度見頃のようだったし、恵まれたお山歩きになりました。
赤岳、阿弥陀岳とも初めての登頂でしたが、さすが主峰は格が違うなぁって感じでした。
いつもこんな天気だとお山は10倍楽しいんだけど・・・


最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

おしまい