2015年 場         所 天  気
05月15日(金) 笠 取 山(かさとりやま)1953m(奥秩父)
笠取山山頂のシャクナゲ
05:25→新青梅街道・青梅街道(大菩薩ライン)/一ノ瀬林道→08:45作場平口P

作場平口P09:00→10:15ヤブ沢峠→10:30笠取小屋10:40→10:55小さな分水嶺→11:20笠取山西峰→11:45笠取山11:50→12:10水干(ランチ)12:50→13:10笠取小屋13:15→13:50一休坂→14:20作場平口P

作場平口P→丹波山村のめこいの湯→青梅街道→○ーミアン→青梅街道→


少し早いかなぁと思いましたが、今年は他のお花も早いようなので、シャクナゲを見に、笠取山へ行きました。
高速道を使っても時間は変わらないので一般道を走って、登山口の作場平に着きましたが、先着車はゼロ。
この時季で。平日とはいっても金曜日で、お天気も良いのに車がないと不安になります。
支度をしているうちに地元の丹波山小学校のスクールバスが着いて、子供たちが10人くらい降りてきましたが、
それだけです。シャクナゲは未だ咲いていないのかなと思いながら、出発しました。

今回のコース
作場平口Pのマップコード 534 009 094




青梅街道で青梅を抜けて   丹波山村(山梨)に入ります
奥多摩湖の湖岸を通って     大菩薩ラインから一の瀬林道に入って
大菩薩ラインから一の瀬林道に入るとすれ違いの出来ない細い道が30分くらい続きます

作場平Pに到着 08:45
Pは3ヵ所くらいに分かれて20〜30台停められます



不安を感じながら出発です 09:00
沢沿いに水の音を聴きながら歩きます     歩き出すとすぐに両脇にスミレが
  全部タチツボスミレで、山頂の下までスミレが続きました

何度か小橋を渡りながら
水源林だけあって、きれいなせせらぎです♪  

  川辺にはニリンソウ
  ニリンソウ

新緑がきれい、きれい
新緑がきれい
ブナやミズナラが一斉に芽吹いて、両脇には夥しい数のスミレが咲いて、
川のせせらぎと鳥の声を聞きながら歩いていると、シャクナゲが無くても良いかなって気分です(笑)


ネコノメソウもありました
ネコノメソウ   沢筋から上がるとヤブ沢峠 10:15
  ここから小屋までは車が入れる道になります



笠取小屋に到着 10:30
小屋は平日はお休み。トイレ休憩です

ひと休みして笠取へ 10:40
小屋の前にはヤマザクラがまだ咲いていてキレイ     小屋から5分ほど歩く眺めの良いカヤトに出ます
  小屋から5分で眺めが激変です

高木がないので眺めは360度。正面は右が甲武信、左が金峰?
雄大な眺めです

振り向くと笠取山が見えてきます
気持ち良い歩きです♪  

  雁坂峠との分岐を直進。小高い丘に行くと
  雁坂分岐




  小さな分水嶺 10:55
ここから多摩川流域のお山を水源林として都水道局が管理している

ここを境に、降った雨は多摩川、荒川、富士川(笛吹川)に流れていくそう
(都水道局の解説板より)




小さな分水嶺から一旦下って
ここにもヤマザクラが咲いています     正面にドドーンと笠取山
  さらに下って登り返しです

いよいよ山頂への直登にはいります
大分来ましたがまだ半分くらいかな  

  あと少し!!
  「あと少し」がキツイです




 笠取山西峰 11:20
笠取山西峰

山頂に着いたらシャクナゲが咲いてます!
咲きたてのシャクナゲがきれい

急登を登り終えたところが西峰。
山頂までシャクナゲは一本もありませんが、ここから本峰まではイワイワで
その間にシャクナゲが群生しています。





本峰に向います
眺めも良いです

西峰から本峰までは夥しい数のシャクナゲです。未だ半分以上は蕾なのでまだまだ咲きます


笠取山山頂のシャクナゲ
笠取山山頂のシャクナゲ

笠取小屋から登ってくると山頂に着くまではシャクナゲは1本もないので、登ってみないと
咲いてるかどうか判りません。Pに車が一台も無かったので半分くらい諦めていましたが、
山頂にはキレイに咲いていましたよ♪♪



撮るのに忙しくて、なかなか前へ進みません(笑)
山頂だけはイワイワです




       笠 取 山1953m 11:40
笠取山山頂。シャクナゲの木の下で

正面に見えるのは、多分、甲武信ヶ岳
山頂標識のところののシャクナゲとヤマザクラ

半分、諦めていたシャクナゲが見られて良かった!!
咲き始めたばかりなので花が傷んでなくてきれいです。こkは真っ赤なシャクナゲが多いです。
この日に山頂のシャクナゲを見たのは、子供たちは水干から小さな分水嶺まで下りたのでteel隊のみ。
勿体ないですね、こんなにきれいなのに・・・・・




下ります 11:50
急な下りがしばらく続きます     やっと平らなところに出て、トラバースしていくと
  大きな岩の下に・・・




     水 干(みずひ) 12:10
多摩川の源頭。この一滴から多摩川がはじまるそう

今は枯れていて、雫が落ちていません
浸みた水がこの下で湧き水となる

去年来た時は水がポタポタ落ちていましたが、今回は下に少し溜まっているだけで
雫は見られませんでした。この一滴が水干沢→一の瀬川→丹波川→奥多摩湖に
入るなんて、何となくロマンを感じます(笑)



水干の先にテーブルがあったのでランチにしました
野菜&フルーツ   今日はコンビニパンとコーヒーです



ランチを終えて、笠取小屋まで下ってきました 13:10
笠取小屋  

  帰りは小屋から一休坂に下ります
  ヒゲネワチガイソウ

一休坂まで下り 13:50
一休坂。この辺りにミツバツツジが咲いています     この辺りはミツバツツジがちらほら
  未だ蕾もあるので遅咲きですね

何度か橋を渡って
登山口が見えてきて  

  作場平口P到着です 14:20
  今日は2万4百歩
  おつかれさまでした




〆の温泉は丹波山村の「のめこい湯
のめこい湯

帰りも青梅街道をひた走り、途中の○ーミアンで早夕を食べて帰りました
○ーミアン   天津丼&豚肉と卵炒め







今日のお天気は午後から曇の予報でしたが、一日もってくれました。
また、ブナやミズナラの芽吹きもきれいだったし、歩きはじめから終わりまでスミレが途切れることなく咲いて
山頂では咲き始めたばかりのシャクナゲを心ゆくまで堪能できて、◎の山歩きになりました。
こんな日に、山に入ったのは、teel隊と地元の小学生のみ。山頂を踏んだのはteel隊だけ
こんな日もあるんですね、勿体ないです!!


最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

おしまい