2016年 場         所 天  気
05月25日(水) 笠 取 山(かさとりやま)1953m 奥秩父(おくちちぶ)
笠鳥山山頂のシャクナゲ
05:45 → 中央道・調布IC/勝沼IC 07:36 → 411号(青梅街道)/一ノ瀬林道 → 08:35 作場平口P

作場平口P 08:50 → 09:55 ヤブ沢峠 → 10:10 笠取小屋 10:20 → 10:30 小さな分水嶺 → 10:55 笠取山西峰 → 11:20 笠取山 11:25 → 11:50 水干(ランチ) 12:30 → 12:50 笠取小屋 13:00 → 13:35 一休坂 → 14:00 作場平口P

作場平口P → のめこい湯 → 青梅街道・新青梅街道 →


シャクナゲを見たくて、天城山に行きたかったのですが、
調べると、もう時期が遅く、今年は花付きもよくないようなので今年は諦めて、
毎年行っている奥多摩の笠取山に行ってきました。
ここは山深いところで、高速で勝沼から入っても、青梅街道で奥多摩湖を抜けて行っても
3時間かかる、奥多摩でも遠いお山です。

今回のコース
作場平口Pのマップコード 534 009 094




中央道を勝沼ICで下りて 07:36   青梅街道から一ノ瀬林道に入ります
青梅街道で柳沢峠を越えて     すれ違いできない細い道をひたすら走って

作場平口Pに到着 08:25
他にもPがあるので、先着車は10台ほど



Pからすぐの登山口から出発 08:50
沢沿いにしばらく歩いて     曇っていますが、新緑がきれい
  まだスミレが残っていました

沢沿いに登り、途中から沢を離れ高度を上げていきます
水の近くにはニリンソウ  

  約1時間登ってヤブ沢峠に出ます 09:55
  笠取小屋への道をテクテク15分ほど行くと・・・



  笠取小屋 10:10
笠取小屋。土日営業のようで無人です。
小屋の前のテーブルからは甲武信ヶ岳がよく見えました。


小屋で10分ほどトイレ休憩してから出発、
5分ほど歩いて雁坂峠との分岐を右に
右に行きます   小高い丘を登っていくと「小さな分水嶺」 10;30
  案内板によると、ここに降った雨が富士川、荒川、多摩川に分かれていくそう

小さな分水嶺から下っていくと笠取山が見えてきます
さらに下ると笠取山が段々大きくなってきて  

  いよいよ急登がはじまります
  振り返って下を見るとこんな感じ



途中から九十九折れになりますが、キツイキツイ!!
でも、振り返ると何も遮るものがないのできれいです




       笠取山西峰 10:55
笠取山西峰

山頂はすごい強風ですが、シャクナゲはそれにもめげず、健気に咲いていました。
曇の割にはクッキリ、スッキリの富士山が見られました

強風で雲も飛んでしまったのか、富士山の上に雲はなく、曇の割にはきれいな富士山が見られました




山頂のすぐ下まで登ってきたら、急に風が吹き出して、帽子も飛びそうな勢いです。
歩きはじめてから風は特に感じなかったのに上だけ吹いているのか、また、その風が北風で寒い、寒い


写真を撮りまくりながら東峰に向かいます
奥さん、シャクナゲに見惚れてます(笑)


山頂のシャクナゲ
笠取山山頂のシャクナゲ群
強風でお花が揺れるので、中々写真が撮れません

東峰に近づくと、色の濃〜いトウゴクミツバツツジが咲き出していました。

東峰付近のトウゴクミツバツツジ
東峰周辺のトウゴクミツバツツジ

まだまだシャクナゲが続きます
切れ落ちた北側斜面にもシャクナゲがたくさん見えますが、下りられません




       笠 取 山 1953m 11:20
笠取山山頂
寒さに耐えかねてウィンドブレーカーを着ました

ここからも富士山がきれいに見えていました
シャクナゲに埋まる笠取山山頂

笠取山は面白いお山で、山頂までは全くと言って良いくらいイワイワはありませんが、山頂に着いたとたんに
イワイワの連続になります。また、シャクナゲも山頂の岩場にあるだけで他には全く見られません。
山頂に着くと、今まで歩いてきたお山とは思えない景色とお花が広がるのがオモシロイです。





シャクナゲを堪能して下ります 11:25
まだまだ続くシャクナゲを掻き分けながら下ります     イワイワがなくなって、急下りに入ります
  シャクナゲはなくなってもミツバツツジは続きます

この辺りまで来ると風は全くなくなって
ミツバツツジがきれいです♪  

  水干尾根まで下りました 11:45
  足元には黄色のスミレ(キバナノコマノツメ)




   水 干(みずひ) 11:50
いつもは、ここからポタポタ落ちていますが、今は枯れているよう
水干からの一滴が下に浸み込んで数十m下から小川になるのが多摩川のはじまり

水干の先でパンとコーヒーでランチ
水干の先のテーブルがいっぱいだったのでその脇でランチにしました   少し焦げちゃいました(笑)

強い風は山頂とその直下だけ。ここまでくると先程までの強風がウソのよう




ランチを終えて笠取山西まできました
ワチガイソウが咲いています     笠取小屋に戻ってきて 12:50
  小屋の水場の方へ下ります 13:00

樹林帯に入って歩いていると・・・
オス鹿に遭遇。じっとしていて動きません  

  一休坂で往の道に合流して
  登山口に戻ってきました

作場平口Pに到着 14:00
今日は1万8千歩でした
おつかれさまでした



〆の温泉は、丹波山村の「のめこい湯
のめこい湯   質素にコロッケ定食とかき揚げ丼の早夕を食べて帰りました







今日は、終日曇で風が北だったので、数日前の赤城のオフ会のお天気がウソのような陽気でした。
時季が遅かったので半ば諦めていたシャクナゲも強風下できれいに咲いていて、
濃い色のトウゴクミツバツツジもたくさん見られました。
これが晴天で、風もなければきれいな写真が撮れたと思いますが少し残念です。
でも、強風のおかげで雲が飛ばされて、思いかけずきれいな富士山が見られました。


最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

おしまい