2024年 場         所 天  気
06月07日(金) 下 諏 訪 宿(しもすわじゅく) 散 策

江戸時代の下諏訪宿

上諏訪 鯉住 08:40 →
一般道 → 09:00 諏訪大社春宮P

09:10 諏訪大社春宮 → 09:20 おんばしら館よいさ → 10:20 下諏訪宿本陣岩波家 → そば処 みやさか

諏訪大社春宮P → 20号線 → 14:55 中央道・双葉SIC/16:30 高井戸IC →


諏訪の3日目、最終日で今日は入笠山に行く予定にしていましたが、
何となく疲れが溜まっていたので、お山は止めて、諏訪で観光することにしました。
諏訪は主に雨に降られた時にお山から観光に切り替えて、何度か歩いています。
今日は行ったことのない「おんばしら館」と「下諏訪宿本陣 岩波家」に行きました。

「諏訪大社春宮P」のマップコード 75 295 307*38


宿で朝食を食べて、時間調整をして出発しました。


    




諏訪大社春宮(すわたいしゃはるみや) 09:10

△本殿の前に神楽殿があります。

春宮の本殿
△本殿の四隅に「おんばしら」が立っています。

諏訪大社は、上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮と4ヵ所あるので、
「おんばしら」もそれぞれ4本づつ16本いることになります。

春宮は以前来たことがありますが、今日行くところが近いので、春宮のPを使わせていただきました。






  おんばしら館 よいさ 09:20

△おんばしら館の外に山から下ろしてきたおんばしらが展示されています
17mあるそう。おんばしらは、モミの木で樹齢150年、全長17mだそうです。

中に2mくらいに切った「おんばしら」が置かれていて、
実際に乗って、急坂を下る模擬体験ができます。(200円)。

△おんばしらに乗ると、前のスクリーンに下る動画が映し出されて、乗っているおんばしらも
ガタガタ動くので、臨場感が凄かったです!


おんばしらの立て方や立てる道具などが展示されいます。

△御柱祭のマンホール蓋。カラフルです♪

御柱祭は7年に1度行われる諏訪の一大イベントで、山から、選ばれた樹齢150年以上のモミの木の大木16本を
木を切り倒すところから全て人力で里に曳き出して、4ヶ所の諏訪大社の社殿の四隅に立てる。2ヶ月かかるそう


見学者が僕らとあとひと組だけだったので、館の人から詳しく色々教えていただけました。






  下諏訪本陣 岩波家(しもすわほんじんいわなみけ) 10:20
本陣の門

△中仙道 下諏訪宿本陣 岩波家

主屋のお庭

△池には雪見灯篭と鯉

玄関のところには宿泊する大名が持参した札。400枚以上現存しているそう

△それぞれが持参してくるので、字体が違っていておもしろいです。

皇女和宮が宿泊した際に使った茶器などが大切に保管されいる。

△僕らに出していただいたお抹茶です

外にはお宝が収められた一の蔵、二の蔵、炭蔵があります。

△こちらは書庫蔵

平日で入館料が800円することもあって、見学者は僕らだけだったので、
内部を詳しく説明してもらえました。最後は岩波家の当主も来てくださりお話をしていただきました。
やはり名家とはいえ、県宝に指定され、維持管理も大変なようです。






下諏訪宿

下諏訪宿は中山道69の宿場の中でも栄えた宿場のひとつです。
それは中山道と甲州街道がここで交わっていたことと、中仙道一番の難所の和田峠を下って
最初の宿場で、難所を無事終えて、まずはゆっくり休んで英気を養ったり、また中山道唯一の温泉が
あったことなどがあるようです。
当時は旅籠が45軒も立ち並んでいたそうですから、さぞかし賑やかだったでしょう。
.今でも往時の面影を残しています。

江戸時代の下諏訪宿

△45軒の旅籠が連なっていた当時の地図


今も当時の旅籠の屋号を残しています。

△今も営業している旅館が何軒かあります。
 .
中仙道と甲州街道の交わるところに
プレートがあります。


△ここが甲州街道の終点。
左にある「桔梗屋」は当時から続く旅籠です。





春宮の前で信州そばを食べて帰路につきました。

△そば処 みやさか





今日は去年の秋の福井・能登の旅以来の観光になりました。
たった半日、2箇所だけでしたが、どちらも館の方からお話を聞けて、
勉強になりました。ただ見るのと説明を聞くのとは随分違います。
平日の午前中だったのが良かったんですね

諏訪大社のHPを見て、
「守屋山」が諏訪大社上社の御神体なのは知りませんでした。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

おしまい