2017年 場         所 天  気
01月16日(月)〜19日(木) 沖 縄 の 旅グスク再訪その2  
中城城跡二の郭から大海原をのぞむ
1日目(01/16)

12:50 → (地下鉄・京急) 羽田空港国内線駅 14:00 → 羽田AP 14:50 JAL919便 → 那覇AP 18:00

那覇空港 18:20 → 18:30 ABCレンタカー 18:50 → (国道58号線 読谷村で車故障 タクシーでホテルへ) → 21:30 残波岬ロイヤルホテル

2日目(01/17)

08:20 → (タクシーで読谷村へ 車復旧) 09:00 → (道の駅「許田やんばる物産センター」) → 10:30 沖縄美ら海水族館 12:20 → 12:30 きしもと食堂(ランチ) 13:10 → 13:20 今帰仁(なきじん)城跡 15:40 → 道の駅「今帰仁」 → 16:45 かりゆしビーチリゾート → なかま食堂(夕食) →

3日目(01/18)

07:40 → 08:35 勝連(かつれん)城跡 09:15 → 09:45 中城(なかぐすく)城跡 11:05 → 11:20 佐喜眞(さきま)美術館 12:05 → 12:10 (ランチ) 12:40 → 13:40 斎場御嶽(せーふぁうたき) 14:25 → 16:00 やちむんの里 16:40 → 16:45 座喜味(ざきみ)城跡 17:00 → 18:15 残波岬ロイヤルホテル

4日目(01/19)

07:25 → 09:00 首里城跡園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)石門 09:30 → 09:35 玉陵(たまうどぅん) 10:10 → (レンタカー返却) →10:50 那覇空港 → (ランチ)

那覇AP 12:50
JAL906便 → 14:50 羽田AP → 羽田空港国内線駅 → (京急・地下鉄) →

今回行った場所




3日目(01/18) 

朝起きて、朝食を食べて
朝食風景です   朝食はバイキング

朝食を済ませて、07:40にチェックアウト。まず、「勝連城跡」に向かいます。




          勝連(かつれん)城跡 08:35〜09:15
勝連(かつれん)城跡
勝連城跡の石垣の中は大きく三段に分かれていて、低いところから一の曲輪、二の曲輪、
最も高いところが三の曲輪
になります

ここは山城らしく、昨日の今帰仁城跡よりも急な石段が続きます。グスク全体は今帰仁より小さいです。
三の曲輪 城門

曇っていますが、エメラルドグリーンの中城湾が一望です。絶景!
二の曲輪にある舎殿跡

南国らしくハイビスカスが咲いて  急に雨が降り出したので急いで戻ります
ガジュマルの根     案内所の中の超リアルおばあちゃん人形と記念写真(笑)

朝から雨が降ったり止んだりで、着いた時は止んでラッキーでしたが、グスクの上にいたら
急に雨が降り出して、急いで戻りました。沖縄の雨はスコールのような感じで、降るときはかなり強い雨になります。



雨の中、車で次の「中城(なかぐすく)城跡」に向かいます。




      中城(なかぐすく)城跡 09:45〜11:05
こちらの方にガイドをしていただきました。生粋の琉球人で84歳だそう。お元気です!
中城城跡は、14世紀後半頃から15世紀にかけて築城されたグスク

中城城跡は、廃藩置県後も番所、村役場が置かれていたこともあって、沖縄のグスクの中では
最も多くの遺構がほぼ原形のまま残されている貴重な史跡です。


中城城跡の東側の「裏門」。ペリー探検隊一行がエジプト式と評したアーチ門が美しい
中城城跡全体図。三の郭から一の郭まで三層になっています。公式HPからお借りしました

一の郭から見た「二の郭」。布積みの石垣の曲線が美しい
二の郭の石垣の上からから大海原(中城湾)をのぞむ

城跡の西側にある両側が石垣の「正門」。首里に向かって開かれている
拝所(雨乞イノ御嶽)

一番上で一番広い、正殿があった「三の郭」。
城内はこの時季、ツワブキがたくさん咲いていてきれい
太平洋戦争で消失するまで、ここに中城の村役場も置かれていたそう

「三の郭」全体のパノラマ
二の郭から眺めた中城湾。この時、オスプレイが飛行しているのを見ました。

ガイドさんの熱のこもった説明を堪能して、中城城跡を後にして、普天間の「佐喜眞美術館」に向かいます。 11:05




    佐喜眞(さきま)美術館  11:20〜12:05
佐喜眞美術館エントランス
佐喜眞美術館は、普天間基地の一部返還で1994年に開館した個人美術館です。
戦争を題材に描かれた丸木位里・丸木俊夫妻の作品『沖縄戦の図』が展示され、
亡くなった永六輔が以前、ラジオで紹介していたので行ってみました。


屋上に作られた「天空の階段」は沖縄戦にこだわって6月23日(慰霊の日)の日没線に合わせて造られているそう
階段の先には普天間飛行場の滑走路が見えます。

館内の写真  常設の「沖縄戦の図」
写っているそれぞれの人が何かを語りかけています     外に展示されているモニュメント

美術館から見る普天間飛行場は手前に緑のバッファゾーンがあって、市街地に隣接しているようには見えませんでしたが、
戦後、米軍が普天間の市街地を直接、接収して住民を追い出して基地にしてしまったことへの怨念があるんでしょうねぇ






お昼になったので、美術館のお姉さんに教えてもらい、近くの小さなパン屋さん(Pao)で
パンを買って、晴れていたので美術館裏の公園でランチにしました。 12:10


小さなパン屋さん(Pao ボリュームたっぷり、安くて美味しい♪大当たり!
ホントに狭〜い店内です(笑)   ここも基地の一部返還で作られた公園です

ランチを終えて「斎場御嶽(せーふぁうたき)」へ向かいます。 12:40



「斎場御嶽(せーふぁうたき)」のPに到着 13:40
Pから歩いて「斎場御嶽」へ向かいます


        斎 場 御 嶽(せーふぁうたき) 13:25〜14:25
入口から坂道を登っていきます

斎場御嶽(せーふぁうたき)は、琉球王朝時代には国家的な祭事が行われてきた沖縄を代表する聖地。
その信仰はその後も絶えることなく続いているそう


久高島遥拝所(くたかじまようはいじょ)
琉球王朝時代に神事が行われた「久高島」が見えます

「台所」を意味する「寄満(ユインチ)」。上から鍾乳石が一本、垂れ下がっています
2つの器には神聖な水が入っているそう

「三庫理(サングーイ)」。三角形の空間の突き当たりは「拝所」になっています。
こうしてみると三角形の大岩の巨大さがわかります

斎場御嶽(せーふぁうたき)は、琉球の最も格の高い聖地と聞いていたので、もっと厳かな雰囲気が感じられる所かと
思いましたが、実際は世界遺産の観光地になっていて、ちょっとがっかりしました。伊勢神宮と同じですねぇ(笑)




斎場御嶽の観光を終えて、読谷村の陶芸村、「やむちんの里」に向かいますが、とうとう本降りの雨になってしまいました。




    やちむんの里 16:00〜16:40
雨が降っていますが、せっかく来たので覗いてみることにしました

道沿いに工房がたくさん並んでいます。そのうちの一軒の軒先で
素朴できれいな絵柄のお皿、25000円です。もちろん見るだけ(笑)

そのうちの一軒に入ってみました。ここでボクのご飯茶碗を買いました。
このお店にあった小皿。1枚1300円です。

お天気が良ければ人も多くて、窯なども見学してみたかったのですが、何となく奥の方には行き辛かったので
何軒かお店に入っただけで終わりにしました。おもしろそうな所です。






    座喜味(ざきみ)城跡 16:45〜17:00
外はまだ日暮れ前ですが、大雨で外に出られません
「やちむんの里」を出て、すぐ近くの「座間味城跡」に向かいましたが、雨はどんどん強くなって、
Pに着いた時はスコール状態で車の外にも出られません。仕方なく車の中で雨が収まるのを
15分ほど待ちましたが、ダメ。日暮れが遅い沖縄は6時頃までは行動できるのに残念です。今回は諦め。



今日は、1日目と同じホテルに泊まる予定ですが、ここからホテルまでは食堂が殆ど無いのが分かっていたので、
読谷村のスーパーでお弁当を買って、チンして、ホテルにチェックインしました。地元のスーパーは面白かった(笑)


お泊まりは読谷村の「残波岬ロイヤルホテル  地元スーパーで買ったお弁当で夕食
最初の日に泊まった、5階の同じお部屋でした   肉じゃが&煮付弁当。意外に美味しくて、当たり〜(笑)

今日は殆ど終日雨でした。運良く観光の最中は止んでいましたが、最後の座間味でとうとう降られてしまいました。
今日は「勝連城跡」では、朝早いせいもあってガイドを頼めませんでしたが、グスクの見学にはガイドは必須ですね。
理解度が随分、違います。






4日目(01/19) 

昨日の雨はやっと上がりました。今日は帰る日で、11時にはレンタカーを返却しないといけないので
那覇市内の渋滞も考えて、早めにホテルを出ました。

食堂が開いてすぐに朝食を食べて  残波岬ロイヤルHをチェックアウト 07:25
朝食は昨日の「かりゆし」の方が充実してますネ   この景色も見納めだ〜(笑)



予想通り市内の渋滞にはまって、首里城Pに着いたのは9時近く。1時間半かかりました。


  首里城跡 09:00〜09:30
守礼門の次は「歓会門」
守礼門、歓会門
派手な色の「広福門」と「奉神門」
「奉神門」。ここから先は有料になります。

万国津梁の鐘と供屋  券売所の前からは那覇の市内が一望
「鐘」。券売所の前にあります     守礼門を降りてくると写真屋さんが待ち構えています(笑)

首里城の中に入りたかったのですが、時間がないのと、未だ見ていない次の「玉陵」を優先させて、
券売所の前でUターンしました。以前、見たことがあるとはいえ残念!


券売所の前は平日でも朝から大賑わい。さすが沖縄一番の観光地です
券売所の前は平日でも朝から大賑わい。さすが沖縄一番の観光地です

園比屋武御嶽(そのひやんうたき)石門



15世紀に創建され、国王が首里城を出て各地を巡る際に安全を祈願した拝所だそう。
ここは守礼門と歓会門の間にあります。通り過ぎる人も多く、我々も前回は気がつきませんでした。






首里城を出て、標識に沿って5分ほど歩くと「玉陵」があります。
首里城の喧騒がウソのように静かになります



        玉  陵(たまうどぅん) 09:35〜10:10
「玉陵」の入口です

玉陵は、16世紀はじめに、尚真王が父尚円王の遺骨を改葬するために築かれた墓陵。
墓室は三つに分かれ、中室は洗骨前の遺骸を安置する部屋となっている。

墓陵の外側
この門を入ると3つの墓室があります

東側の墓室
中室(左)と西室(右)

資料館には
棺(石製)  墓室の中の様子
歴代の埋葬者の棺。陶器製が多く、カラフルです     葬儀の時の写真も展示されています

「首里城」と「玉陵」を見て、琉球王族の栄華と最期を見たような気がしました。
首里城だけを見る人が多いようですが、ここも静かで良いところです。






十数年ぶりの沖縄観光もこれでおしまい。
慌しく、レンタカー屋さんと空港に向かいます。

レンタカー屋さんに行く途中、「ゆいレール」を見ました
2両編成の可愛いモノレールですネ     空港まで順調に到着 10:50
  朝ほどの渋滞は無く、早めに空港到着です

空港の中でお土産を見たり、買ったりして

1階にある目立たない「空港食堂」でランチをして
目立たない所に有りますが、安くて美味しいです   沖縄そばと日替り定食(アジフライ)でランチ

12:50発JAL906便で東京に戻りました
往きは2時間半、帰りは2時間で着きました。





                               1日目、2日目はこちらです


今回はお天気に恵まれず、曇・雨で良い写真が撮れなかったのが残念でしたが、
何といっても、昼間Tシャツ1枚で過ごせる沖縄の暖かさは有り難かったです♪
帰ってきたら凍えてます(笑)

前に来たときは、グスクは場所が分からないところもあって探し回った覚えがありますが、
その後、世界遺産に登録されたせいもあるのか、どこも良く整備されていました。
ガイドさんもお願いできたところも多かったし・・・

レンタカーは初日にアクシデントがありましたが、その後は順調で、返す前に給油をしたら
ガソリン代が1500円足らず。4日間走り回ってウソみたい、ハイブリット(トヨタのアクア)恐るべしですネ


最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

おしまい