2012年 場         所 天  気
03月31日(土)〜04月03日(火) 金 沢 の 旅 その2
金沢城五十間長屋

▼1日目(03/31土)
06:00→新宿駅西口→関越道・練馬IC/上信越道/北陸道・金沢東IC→15:55箔座→17:00金沢マンテンH→魚菜屋
▼2日目(04/01日)
08:20→金沢駅→広小路→09:00妙立寺(忍者寺)→西茶屋街→武家屋敷跡「グリル オーツカ」→成巽閣→(和菓子手作り体験)→近江町市場→金沢駅→17:20金沢マンテンH
▼3日目(04/02月)
08:20→08:45金沢城公園兼六園「曲水宴」→ひがし茶屋街(お茶屋 志摩)→尾山神社→金沢駅→17:30金沢マンテンH→魚菜屋
▼4日目(04/03火)
08:30→09:40永平寺→13:0013:30→北陸道・金沢東/一般道/中央道・松本IC/首都高→20:40新宿駅西口


3日目(04/02 月) 

ホテルで朝食を食べて
こちらは洋食のハンバーグ
ビジホですが朝食は豪華。和洋が選べて、和は魚が、洋はハンバーグorハムステーキが選べます。
こんな安いツアーなのに申し訳ないような感じです(笑
)

ホテル出発 08:20 駅から繁華街を通って
金沢は呉服屋さんや和菓子屋さんが多いです     きのう通った「近江町市場」を抜けて




金沢城公園

河北門「一の門」
河北門「一の門」。鉛の屋根が白く光ります

河北門「二の門」
内側から見た二の門

石川門
瓦には「梅鉢」の紋

菱櫓・五十間長屋
裏側から見た五十間長屋。長〜いです
五十間長屋は人の住まいではなく、武器庫として使われたそう。
左右の櫓は正方形でなく110度、70度の菱形になっている。


中に入るとさすがに五十間(90m)は長いです   城から見える戸室山から切り出された石垣
隙間から城内を見るとこんな感じ     石垣を築くときにつけた目印が見えます

慶長年間に落雷で天守閣が焼失し再建されなかったため、天守閣(本丸)がないので、
お城としては何となく物足りない感じですが、隅々まで工夫された砦としての機能に驚愕しました。。

屋根が瓦に鉛を巻き付けたつくりなので、黒くなく、鉛の錆で白く見えます。

9時半からボランティアガイドがあるので待っていたら、お客さんはteel隊だけだったので、
マンツーマンの解説付で城内を見学できました。「よろしければ兼六園もご案内しましょうか?」という
有難いお言葉に甘えて、、兼六園の案内もしていただきました。
案内をしていただくと、説明の他にも色々なお話が聞けてとても良かったです♪


金沢城(かなざわじょう)
 
石川県金沢市丸の内にあった城である。加賀藩主前田氏の居城だった。国の史跡に指定されている。
 明治以降は、存城とされて軍施設が置かれたため建物の一部を残して撤去され、第二次世界大戦後には金沢大学が平成7年(1995年)まで置かれていた。     wikipediaより




兼六園

金沢城から石川橋を渡って兼六園に入っていくと
手前の黒く見えるお山が「戸室山」。その奥の白くなっているお山が富山との県境の医王山

兼六園の定番の景色、徽軫(ことじ)灯籠の前で
ここもガイドさんに案内していただきました

霞ヶ池
庭内で一番大きい霞ヶ池

冬は雪吊りがされる唐崎松   根植松
中からもたくさんの支柱で支えられています     土を盛り上げて植えて、成長後に周りの土を除くらしいです

今年は遅いので、まだ梅が見頃です   霞ヶ池から瓢(ひさご)池に注ぎ込む翠滝
紅梅は終りがけですが、白梅はちょうど見頃です     動力を使わず、池との高低差を利用している日本最古の噴水だそう

兼六園もボランティアさんに最後まで案内していただいたお陰で、全て解説付きで堪能できました。
小石川後楽園などと比べると色々なものが凝縮されている感じで、お天気も良かったので気持ちよかったです♪
思いがけず、金沢城、兼六園を全て案内していただいたお陰で金沢一番の名所を楽しむことができました。
ボランティアさんありがとう!!

兼六園(けんろくえん)
 17世紀中期、加賀藩により金沢城の外郭に造営された藩庭を起源とする江戸時代を代表する池泉回遊式庭園である。広さは約3万坪。岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで、日本三名園の一つに数えられる。1922年に国の名勝、1985年には国の特別名勝に指定されている。
 金沢市の中心部に位置し、旧百間堀を道路とした百間堀通り(百万石通り)を橋で渡ったところの石川門から、金沢城を復元中の金沢城公園へと続いている。
       wikipediaより



兼六園から坂を下った「曲水宴」でおうどんと天ぷらのランチ
曲水宴は2階からの眺めが良いお店。関西風の薄味で美味しかったです



  江戸時代の金沢の花街の景観が残る「ひがし茶屋街」へ
浅野川大橋を渡って
市内には犀川と浅野川が流れています  
  今でも8軒のお茶屋さんが営業していて、20名ほど芸子さんがいるそう



志摩(お茶屋)
ひがし茶屋街「お茶屋 志摩」
前座敷 中庭 かんざしや櫛、三味線のバチなど

当時のお茶屋さんの中が見学できます。思ったより狭い部屋が多いです。

ひがし茶屋街の中の「茶房 素心」でティータイム
紅茶シフォンのセット   抹茶のブランマンジェのセット



ひがし茶屋街からテクテク20分ほど歩いて百万石通の尾上神社へ


尾山神社
鳥居をくぐったところにある神門が変わっています

社殿
屋根の上には菊の紋と前田の梅鉢の紋がついてます

神門の上にはステンドグラス   境内には利家公の銅像と
神門は明治8年の創建だそうですが、ステンドグラスのある神社は珍しい   お松の方のレリーフ

ここは、前田利家公、おまつの方をお祀りする神社なので墓所を探しましたが、
お墓は別のところにあるそう。和洋折衷の面白い神社ですね


尾山神社(おやまじんじゃ)
 石川県金沢市に所在する神社。
 主祭神は、加賀藩の藩祖前田利家で、創建は1873年。旧社格は、別格官幣社。境内摂社に歴代藩主を祀った金谷神社がある。神門は津田吉之助によって建てられたもので、重要文化財に指定されている。例祭は利家の命日である4月27日。     wikipediaより




尾山神社のすぐ近くのビルの2階にある「加賀てまり 毬屋」へ
これ、ゆびぬきです   手まりの雛人形



百万石通りから、またテクテク歩きでホテルに一度、戻りました。
今日はこれでおしまい

今日はバスにも乗らなかったので、2万6千歩



おととい食べたお魚が美味しかったので、また「魚菜屋」で夕食
白エビのから揚げ。パリっとして美味しいです   「漁師の荒磯海鮮丼」と「おさしみ定食」




▼4日目(04/03 火)

今日は、午前中、オプションのツアーで「永平寺」へ
拝観料・昼食込みで3000円でした。


ホテル8時出発です
雨の中を福井北ICで降りて15分ほどで到着




永平寺
永平寺

仏殿
仏殿

法堂 大すりこぎ棒
永平寺は、外に出ないで中の廊下を歩いて全部見られます     これを摩ると料理が上手くなるそうなので、触るところが白くなってます(笑)

山の斜面に建つ永平寺の法堂から山門を見たところ
山の斜面に建つ永平寺の法堂から山門を見たところ


永平寺(えいへいじ)
 福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗大本山の寺院である。山号を吉祥山と称する。
 開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏である。總持寺と並んで日本曹洞宗の中心寺院(大本山)である。       wikipediaより



お昼は山門の下のお土産屋さんの2階で ホテルに戻りますが、途中、晴れ間が出て
高速から山と日本海がきれいでした
甘エビと天ぷらにお蕎麦がついてます     日本海の海辺を走ります



ホテルに戻って、東京に向けて出発 13:30   五箇山、白川郷あたりは未だ雪がいっぱい
北陸道が強風で通行止になったので、中部縦貫で白川郷方面に     とうとう雨が降り出して、強風・豪雨の中を松本へ

外は台風のような天気ですが、車内は快適。
金沢で買い込んできた「芝寿し」のお弁当で夕食

笹寿しも入って、ここのお弁当はホント美味しいです

帰りは、突風でトラックが横転して北陸道が閉鎖になって、白川郷、新島々を通って松本へ出て
中央道で戻ったので、9時近くに新宿に着きました。着いた時には低気圧は去ったようで、
無事、地下鉄で家に戻りました








今回の金沢行きは、昨年4月の初めに同じツアーを予約していましたが、震災で行けなくなりました。
2年越しの金沢で、お天気にはあまり恵まれませんでしたが、金沢城、兼六園では、思いがけずボランティアの方に
全部、案内していただいて、唯一の晴天の日を楽しく巡れました。
栄華を誇った加賀前田の文化に触れられましたが、忍者寺で狡猾な前田の裏の面が見えたりして面白かった。
最後に行った永平寺は、国宝も何もない福井の山の中のお寺が、修行僧を使って説明付きで中を案内したり、
寺内が全て廊下で繋がっていて、雪の深い時期でも廻れるようにした知恵にも感心しました。
お山歩きで感じる自然の清々しさとはまた違った心に響くものがありました。

                                     1,2日目はこちらです。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

おしまい