2012年 場         所 天  気
09月12・13日(水・木)   北 岳3193m その1
二股上部より北岳を望む
12日(1日目)
03:15→首都高・西池袋/中央道・甲府昭和IC04:56→20号線・南アルプス街道→05:35芦安第二P

芦安第二P05:38→06:20広河原06:40→08:40二俣09:00→11:35肩小屋(ランチ・休憩)13:00→13:35北岳14:00→14:35肩の小屋(泊)

13日(2日目)
肩の小屋06:10→06:45北岳07:00→07:20吊り尾根分岐→07:50八本歯のコル→09:20二俣09:35→11:40広河原12:10→13:00芦安第二P


白鳳会館芦安第二P→(宮川病院)→イオンモール→中央道・甲府昭和IC/高井戸IC→



夏の最後にもう一つ大きなお山に行こうということで、何処にするか迷いましたが、
今年は北アルプスは2つ行ったので、今度は南アルプスの北岳に行ってみました。
ルートは、左回りで肩の小屋に泊まって、北岳から八本歯のコルを下りに使う一番ラクチンなコースにしました。
そのコース採りのせいもあって、いつになく快調に歩けて、山頂は2回も登っちゃいましたが、
最後の最後で・・・・・、イテッテテテーになっちゃいましたが、何とか帰ってきました。


今回のコース



1日目

中央道を甲府昭和ICで下りて 04:56 芦安の市営Pに到着 05:35
南アルプス街道を通って芦安へ     停めたのは、バス乗場の向かい側の第二Pです

ここでバスに乗換えますが、05:40発の乗合タクシーの時間には間に合いましたが、
4台とも満員で、1台追加で出してくれた普通のタクシーに5人乗って、ギュウギュウで広河原に向います。

タクシーで広河原に向います 05:38   広河原に到着 06:20
夜叉神を抜けて     朝早かったので、ビジターセンターの前のベンチでサンドイッチを軽くつまんでから出発です



ゲートを通って出発です 06:40   きらいな吊橋をビクビクしながら渡って・・・
歩いていると北岳がバッチリ!。テンション上がります(笑)     広河原荘の前で登山届を出して

登りはじめます 06:50
沢に沿って登っていきます     いくつも橋を渡りながら
  沢から離れて正面に北岳を眺めながら歩きます

沢から離れると、この時季でも道すがらお花がたくさん出てきます。



▼ミヤマゼンコ ▼ホタルブクロ ▼イブキトラノオ ▽サラシナショウマ
ミヤマゼンコ ホタルブクロ サラシナショウマ
▼ハクサンフウロ タカネグンナイフウロ ▼センジュガンピ
ハクサンフウロ タカネグンナイフウロ センジュガンピ
▼タカネナデシコ ▼シシウド ▼ミヤマシャジン
タカネナデシコ シシウド ミヤマシャジン
▼シナノオトギリ ▼キオン ▼キツリフネ
シナノオトギリ キオン キツリフネ



 お花を楽しみながら二俣に到着。20分休憩です 08:40
この雪渓沿いに登っていくと八本歯のコル。teel隊は二俣を右に行きます
仮設トイレがあるので、トイレ休憩をを兼ねて20分休憩です。
ここで八本歯のコル・北岳山荘は真っ直ぐ、肩の小屋は右に分かれます。teel隊は右へ



  こんな素晴らしい景色を見ながら登ります♪
???
オヤマボクチ  
  左に巻くような感じで高度を上げていきます

途中から樹林の中へ入って登りが厳しくなってきます
北岳の上に雲がかかり始めました     白根御池小屋との分岐を通過
  甲斐駒の方向にも雲がかかり始めました

相変わらずお花がたくさん出てきます♪

▼ナナカマドの実 ▽トリカブト ▼リンドウ
トリカブト 花が黒くなったリンドウ
▼オンタデ ▼ヤマハハコ  ▽シシウド
オンタデ 黒くなったシシウド

小太郎山との分岐を越して   赤くなり始めた稜線を進みます
やっと稜線に出ました。北岳はガスがかかって見えなくなりました     カール地形。見下ろすと谷が深いです

だんだん岩場が多くなってきます
結構、高度感がありますが、鎖がしっかりついています     岩場を越えて行くとケルンが見えて
  やっと小屋に着きました



肩の小屋」に着きました。11:35
標高差1500mの割には順調に着きました(笑)


宿泊の手続きをしてから、小屋の前のベンチでランチタイム
トーストサンドとコーヒー、きゅうり、魚肉ソーセージ、みかん   コーヒー入りました〜


ランチを終えたら夕食まで、お山を眺めながら3000mの空気に浸かってノンビリするつもりでしたが、
周りはガスで見えないし、することがないので(笑)、何も見えないのは承知で、明日の予行のつもりで
山頂まで登ってみることにしました。



小屋の横から歩き始めます。13:00   雨が心配だったので結局、荷物を全部背負って
小屋の外の温度計は13℃。曇っているので寒いくらいです     小屋がみるみる遠くなっていきます

▼ミヤマリンドウ ▽トウヤクリンドウ ▼イワベンケイ ▽ウラシマツツジ
トウヤクリンドウ ウラシマツツジ きれいに紅葉しています

ガスの中をマークをたよりに登ります
ケルンがぼんやり見えて     岩場を乗り越えて行くと
  どうやら、ここが山頂のようです




   北 岳 13:35
こちらは「山梨百名山」の山頂標識

山頂のお地蔵様
三等三角点。プレートは「白根岳」になっています。
「北岳」より、プレートにある「白根岳」の方が日本で2番目に高いお山の
名前には相応しいような気がします

teel隊しかいない真っ白な山頂
誰もいない山頂の片隅でけな気に咲くトウヤクリンドウ

山頂に着いたときは、バットレスを上ってきた腰にカラビナをじゃらじゃら付けた
若者が4人くらいいましたが、直ぐに下って行ったので、後は最後までteell隊の独占でした。
いくらこんな天気でも、富士山の次に高いお山の山頂とは思えません(笑)




全くガスが取れないので下ります 14:00   途中、振り返ると山頂付近に少し青空
イワイワを越えて     ガスが薄くなって下に小屋が見えるようになってきました

▼イブキジャコウソウ ▼ウサギギク
イブキジャコウソウ ウサギギク

上を見上げても下を見下ろしても、
高い所に来たなぁって感じです(笑)
谷が深〜い     真っ白な旅を終えて戻りました(笑) 14:35
  今日は2万3千歩




山小屋タイム
受付フロント。奥と左が食事部屋
北岳 肩の小屋

お泊りは屋根裏のような2階  夕食は5時、煮魚でした。
柱と柱の間が4人定員で、今日は2人で使います   食堂の隅の土間ではストーブを焚いてます

昔ながらの山小屋って感じで、土間には薪ストーブもあって。食事も座って摂ります。
トイレも外。このところ北アルプスの近代的な?小屋に泊まっているのでギャップが
あります(笑)。3000mの泊まりは上下6枚の毛布でも寒かったです。




今日は途中までは晴れていて、ダイナミックな眺めを楽しみながら登りましたが、小屋に着いたときにはガスガス。
それでも暇つぶし(笑)で山頂まで往復も出来たので、高いお山の割には快調に歩けました。
この小屋もそうですが、北岳って富士山の次に高いお山とは思えないくらい地味というか、マイナーな雰囲気ですね
少しオドロキです。

                                       13日(2日目)はこちらです。