2012年 場         所 天  気
12月03(月)〜05日(水) 大 和 路(奈良)を歩く part 2 その2
岩船寺の三重塔
12/02 15:15→東名道・東京IC16:24/伊勢湾岸道・亀山IC21:20→名阪国道・天理IC→22:50スーパーホテル奈良新大宮駅前

1日目(12/03)
08:15→09:10石上神宮P→09:15山の辺の道>石山神宮→永久寺跡→夜都伎神社→衾田陵→長岳寺(トレイルセンター)11:35→上長岡天理→(農家カフェけやき)→13:45石山神宮P→薬師寺P→薬師寺唐招提寺→(カフェAMRIT)→薬師寺P
→新大宮駅近鉄奈良駅→ひがしむきアーケード他徘徊(夕食)→近鉄奈良駅新大宮駅→

2日目(12/04)
09:15→09:20不退寺秋篠寺新薬師寺円成寺(ランチ)→浄瑠璃寺岩船寺15:15→「旅館やまべ」

3日目(12/05)
08:30→09:20室生寺長谷寺興福寺(国宝館)16:15→名阪国道天理IC/伊勢湾岸道/新東名・東名道/東京IC12/06 00:05→


   2日目(12/04)

今日は1日お寺めぐりの予定です。まず最初に向ったの「不退寺」。ホテルから車で5分ほど、歩いても行けるくらいの距離です。

JRの踏切を渡って細い道を入っていくと
不退寺の前に着きました




不退寺
業平観音と呼ばれる「聖観音菩薩立像」を収めた本堂
多宝搭

小さなお庭ですが、季節の花木が池の周りの植えられ、きれい♪
池に浮かんだ枯葉がきれい     池にかかる橋には「業平橋」

小さなお寺で境内も狭いですが、お庭がとってもきれいで落ち着いた良いお寺でした。
大寺院と違って住職自ら案内してもらいました。


不退寺(ふたいじ)
 奈良市法蓮町にある真言律宗の寺院。本尊は聖観世音菩薩(業平観音とも呼ばれる)。山号は金龍山。寺号は詳しくは不退転法輪寺と称する。
 仁明天皇の勅願を受け、在原業平が開基したとの由緒から「業平寺」とも呼ばれる。
     Wikipediaより



不退寺から「秋篠寺」に向います。

駐車場から近い東門から入ります
境内を歩いて行くと


秋篠寺
本尊(薬師如来)、伎芸天などが収められた本堂
大元堂

紅葉の中の開山堂
金堂跡。苔生した庭園になっています。苔が見事

秋篠宮の「紀子さま」の横顔が「伎芸天像」に似ておられるとの評判が起こったこともあって
女性に人気のお寺だそうですが、それを別にしても静かなロケーションの中に佇む秋篠寺は
苔生した庭園(金堂跡)も見事でした♪


秋篠寺(あきしのでら)
 奈良県奈良市秋篠町にある寺院で勅願寺の一つ。本尊は薬師如来。開基(創立者)は奈良時代の法相宗(南都六宗の1つ)の僧・善珠とされている。山号はなし。宗派はもと法相宗と真言宗を兼学し、浄土宗に属した時期もあるが、現在は単立である。伎芸天像と国宝の本堂で知られる。奈良市街地の北西、西大寺の北方に位置する   Wikipediaより




新薬師寺
本堂
地蔵堂と実忠和尚御歯搭

紅葉の香薬師堂
手前の池に枯葉が落ちて

ふくよかなお顔の薬師如来とそれを取り囲むように円形に配置された十二神将立像が面白い。
たどり着くまでの道路の狭隘さに難儀しましたが、近くの写真美術館のPに停めるのが正解かも


新薬師寺(しんやくしじ)
 奈良市高畑町にある華厳宗の寺院である。本尊は薬師如来、開基(創立者)は光明皇后または聖武天皇と伝える。山号は日輪山(ただし、古代の寺院には山号はなく、後世に付したものである)。奈良時代には南都十大寺の1つに数えられ、平安時代以降は規模縮小したが、国宝の本堂や奈良時代の十二神将像をはじめ、多くの文化財を伝えている。
     Wikipediaより



新薬師寺から小一時間走って円成寺へ行きました
楼門の横の石段を上がって


円成寺
本堂(阿弥陀堂)
中には阿弥陀如来坐像が収められています

イケメンで有名な大日如来坐像が収められている多宝堂
ガラス張りなので下のメガネをガラスに密着して見ると良く見えます(笑)

鎌倉時代の鎮守社の春日堂、白山堂   門の外に池を配した大きな庭園があります
境内から見た楼門     庭から見た楼門



円成寺(えんじょうじ)
 奈良市忍辱山町(にんにくせんちょう)にある真言宗御室派の仏教寺院。山号は忍辱山(にんにくせん)、本尊は阿弥陀如来。
 奈良市街東方の柳生街道沿いに位置する古寺で、仏師・運慶のもっとも初期の作品である国宝・大日如来像を所蔵する
         Wikipediaより




お寺を出たところのお茶屋さんで鍋焼きうどんのランチ
お寺の前のお茶屋さん。屋号は忘れました(笑)   寒かったので美味しかったです。松茸も入っていたし・・・・



お昼を食べて一休みしてから浄瑠璃寺へ向います。
浄瑠璃寺は木津川にあるので正確には、奈良県ではなく京都府になります。
円成寺も山の中ですが、浄瑠璃寺も同じような山の中で。円成寺から山の中をクルマで40分ほど

駐車場からテクテク歩いて山門へ
浄瑠璃寺の山門です


浄瑠璃寺
九体阿弥陀如来が安置される本堂
中央の池から三重塔を見たところ

池の西側で薬師如来が安置される三重塔
三重塔

本堂に安置される九体阿弥陀如来像は、中央の大きな阿弥陀如来中尊像の左右に4体づつの
阿弥陀如来が並ぶ珍しいもの。本堂と池を挟んで配置される三重塔は紅葉に映えてきれいでした。
結構な山の中ですが人気のお寺のようで、この後に行く岩船寺へは歩いて40分ほどの
ハイキングコースになっているので、見学の人も多かったです。

浄瑠璃寺(じょうるりじ)
 京都府木津川市加茂町西小札場にある真言律宗の寺院。山号を小田原山と称し、本尊は阿弥陀如来と薬師如来、開基(創立者)は義明上人である。寺名は薬師如来の居所たる東方浄土『東方浄瑠璃世界』に由来する。
 本堂に9体の阿弥陀如来像を安置することから九体寺(くたいじ)の通称があり、古くは西小田原寺とも呼ばれた。緑深い境内には、池を中心とした浄土式庭園と、平安末期の本堂および三重塔が残り、平安朝寺院の雰囲気を今に伝える。本堂は当時京都を中心に多数建立された九体阿弥陀堂の唯一の遺構として貴重である。堀辰雄の『浄瑠璃寺の春』にも当寺が登場する。
        Wikipediaより


浄瑠璃寺から歩くと40分くらいだそうですが、車だと5分ほどの岩船寺へ行きました。

石段を登っていくと・・・
階段を登っていくと岩船寺の山門です


岩船寺
紅葉に埋まる三重塔
紅葉に埋まる三重塔

本堂
本堂の中に「普賢菩薩騎象像」があります

十三重石塔から三重塔をのぞむ   落葉の階段
     南天かな?

岩船寺は浄瑠璃寺からひと山離れた同じようなお山の中にあるのでよく似た感じです。
アジサイが有名なお寺だそうですが、紅葉も未だ残っていて、とってもきれいでした♪
国宝はありませんが、本堂に安置された象の上に菩薩像が乗った「普賢菩薩騎象像」が
中国の影響を強く感じさせて、興味深かったです。

岩船寺(がんせんじ)
 京都府木津川市加茂町にある真言律宗の寺院である。山号は高雄山(こうゆうざん)。院号は報恩院。本尊は阿弥陀如来。開基(創立者)は行基と伝える。アジサイの名所として知られ「アジサイ寺」とも呼ばれる。
     Wikipediaより



今日のお寺めぐりはこれでおしまいです。
途中でお茶して宿に向います

天理に向う道路沿いのお店です


今日のお宿、「旅館やまべ」に到着
   料金の割には豪華な夕食(笑)。お刺身、すき焼き風煮物、お魚のフライでした
2食付5千円の宿だったので着くまでチト心配でしたが(笑)、部屋にパソコンもあって
食事も美味しいし、コーヒーも好きに淹れて飲めるし、◎でした♪






今日は、午前中の「山の辺の道」は霧の中で、折角のきれいな景色が見られなくて残念でした。
薬師寺、唐招提寺は去年。行き残したメジャーなお寺でしたが、やはりこの時期になると人も少なくて
のんびり日本の文化を堪能できました♪

                                              1日目はこちらです。
                                               3日目はこちらです。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。

おしまい